日々のことDYAS
四季にっき
SHIKI NIKKI
2014,Jan,23
平成26年1月23日 * 遅すぎる?
ひさびさ、園芸にっき。
ダラダラ~っと。
後回し後回しで放置状態となっていた藤棚下の花壇とハナミズキ下の花壇に手を入れます。
ここはいつも小さいながらも、4月には子どもたちの新たなスタートを祝うかのようにチューリップがたくさん
咲く場所。しかしながら、寒さも相まって球根も買わず放置状態を続けていたのですが、重過ぎる腰をよう
やく上げることにしました。
今さらチューリップの球根を買いに行ってもどこにも無くちょっと焦りましたが、ラッキーなことに○ーナンで
激安になった球根を発見!!
チューリップ100球、ムスカリ120球。
選択の余地は皆無だったけど、まさに残り福。
一番大変な土の下処理はしてあったので、あとは植え込むだけ。
傍らでは年長さん毎日の日課、園庭サーキット。
朝イチに体を動かすと、その後のテンションも↑↑
ある程度高さを合わせながら、植え込んでゆきます。
パンジー・ビオラにキンギョソウにチューリップと、何とも単調な感じですが最近のトレンドとして(あくまでも
自分的にですが)、いつもの「おはなちょーだい」に対応できるよう、出来るだけ同じ種類で花期が長く採り
やすいものを植えるようにと変わってきました。
もちろん同じ色目だと少々面白みに欠けるので、色々混ぜるようにはしています。
でも、このパンジー・ビオラは春を過ぎるとモノ凄いんですが、増えるまでは少々寂しい状態が続きます。
1つ目ササッと終了。
子どもたちが出てこないうちに、何とかもう1箇所もと急いでハナミズキ下へ移動。
しばらくすると、発表会の練習が終わった年少さんが園庭に繰り出してきた!
これはちょっと予定外!
案の定、すぐさまこちらに駆け寄り。
「なにしてんの~」
「お花植えてるねん」
「なんのおはなうえてるん~」
「えー、チューリップとパンジーと・・・」
の問答が、くりかえししばらく続く。
そしてその後は、思いっきり前カブリとなり作業は困難な状態に。
「せんせい くり うえてるん?」
チューリップの球根をまだハッキリ認識していない年少さんは栗を植えてると思ったらしい。
うーん確かに栗やな。
よし、ちょっと時間はかかるけど教育的意味を込めてちょっとお手伝いしてもらおう。
「くりうえるねん」
「くりちゃうでー」
「ここ いれるん?」
「かわ とれた」
チューリップの球根は横を向いたり、天地が逆だったり。
年少さん特有のヒジョーに平和な間合いで、ちょっとホッコリ。
続いてムスカリ。
「とがってるほう上向けておいてや~」
ぼくもわたしもわたしもぼくも。
できた。
子どもたちとはここでサヨナラ。
残るは一ヶ所、未開の地。
正門横掲示板前の花壇。
と、いうより良く言えば枯山水ともとれる(いや、誰もそう見ませんわな)状態で3年近く全く手を入れず。
なぜ手を入れなかったかというと、花を育てるには条件が悪すぎることと、イタズラされやすい場所という
ことで放置状態のままでしたが、ようやく植えてみることに。しかし、3年経った土はカチカチで掘り起こし
に少々苦戦。
そして、何とか植え込み完了!
えっ、何が?って感じでしょうが、コケも生えてきたことだし、やっぱりココは侘び寂びがエエかと。
そして放課後。
まだ少し球根が残っていたので、どうしようかと思案していたところちょうどいいポット発見。
土を作ろうとトロ舟を準備していたら、ホームクラスで遊んでいる年長さんが寄ってきて、
「なにしてるん?」
「土つくって球根植えるねん」
「やりたい!やりたい!」
土のブレンドまぜまぜから始まって、こんどはポットに土を入れてゆきます。
よくモメモメになるので・・・
「一人一すくいな」
さすがこの時期の年長さん。特にモメることはなくスムーズに交代ができるようになってます。
というよりも、お友だちの土の入れ方をそれぞれ解説したりもします。
土が入ったらこんどは球根。偶然ちょうど10人分の10個ありました。
よかった。
置いたら今度はまた、一人一すくいの埋め戻し。
最後はジョーロでジャーっと。
もちろん、これも一人一回づつ。
最後の子が終わるまで、みんなそこを離れずジッと見守っていました。
子どもたちの口々からは 「ちゃんと さくかなー?」
きれいに咲くのは、ランドセル背負ってる頃かな。