日々のことDYAS
四季にっき
SHIKI NIKKI
2019,Sep,19
ありふれた*2019.09.19
「つちないと かわいそうやん」
憎きコガネムシの幼虫(根切り虫)に、より良い環境を与えようとする子ども。
植物を育てる者にとっては、憎きもの。
子どもにとっては、愛しきもの。
「自然とのかかわり・生命尊重」(幼稚園教育要領:幼児期の終わりまでに育って欲しい姿)
身近な動植物に心を動かされる中で、生命の不思議さや尊さに気づき、動植物への接し方を考え、命あるものとしていたわり、大切にする気持ちをもって関わるようになる。
このことは、いきなりこのような気持ちを持つわけではなく、日常の生活体験を重ねていく中で、現代の子ども、都会の子どもにとって異質なもの?(自然なもの?)に興味を持ち、それに触れ、驚き、あるいは恐れおののき… ある時は踏んづけてしまったり…
そのような体験を繰り返すうちに、相手の存在(特性)を知り、自分と同化していく。
子どもたちの日常のありふれた光景の中には、小さな気づきや学びが、ありふれた石ころのようにたくさん転がっています。
いよいよ 始まった