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WAKABA NIKKIDAYS

2020,Dec,09

お箸のトレーニング

12月に入り風が吹くたびに園庭の木々の葉も落ち、冬の到来を感じさせてくれます。


夏は木陰で遊ぶ子どもたちでしたが、いまは廊下に差し込む日の光に集まっています(●´ω`●)



さて、子どもの食事に関する悩みは尽きないものですが、お箸の持ち方やその教え方についても保護者の方にとっては苦労する問題の一つではないでしょうか。



私たちは専門の先生のお話を聞く機会がたくさんあるのですが、

先日は、幼児期の食事についてのお話を、聞かせていただきました。


そのなかで矯正箸のお話がありました。


皆さんもご存知の、リングで指の位置を固定して簡単にトレーニングできるお箸です。お箸の上部が連結されていて、箸先の交差も防止できます。どの指をどのようにリングへ通すかだけ教えてあげればいいので、親としても頭を悩ますことはありません。



と、いうようにメリットの多いように感じますが、もちろんデメリットもあるようです。


一番のデメリットはお箸の使い方が覚えられるわけではないそうです。


これを聞いた時、正直ドキッとしました。


リングに頼りすぎてしまい、”お箸に親しむ”という点では良いものかもしれないですが、お箸というよりハサミに近いようで、お箸のトレーニングという点ではあまり向いていないようです。

お箸の持ち方は、えんぴつやペンの持ち方に似ているそうです。



そういわれても…

周りの子に影響されて子ども自身が使いたがったり、お箸に興味がなくスプーンを卒業させるために仕方なく…と使うこともあると思います。



矯正箸のデメリットを知っちゃうと、『じゃ、どうしたらいいの?』と思ってしまいますが、講師の先生は、『スプーンをきちんと使うことで、お箸を使うトレーニングになる』とおっしゃっていました✨


スプーンの持ち方は、鉛筆の持ち方で持つといいそうです。握って持ってしまうと大人になっても握り箸のままになってしまう方もいるようです。

スプーンの持ち方を教えるのは、お箸の使い方を教えるより簡単(楽)ですよね(#^.^#)


とはいうものの、


お友だちはもうお箸を使えているし…、
もうすぐ小学生になるし…


という気持ちも分かります。


でも、そんな時も焦らず子どもの出来ることからチャレンジし、気長に付き合ってあげることが大切なんですね。


そして一番大切なのは、子どもが楽しく食事ができることです☆


嫌がった時は無理をせず、お子さまの様子をみながら、トレーニングを進めてください。


というお話をきかせて頂きました。



小学校の給食もスプーンを使用するそうなので、焦ることなく、進められそうで安心しました。

お箸を使うのがまだ難しい子には、幼稚園でもスプーンの持ち方から無理のない程度にお声かけしていきたいと思います。

そして、楽しく食事が出来ることを一番に考えていきます!(^^)!



お箸えらびの参考までに…


子ども自身がお箸に興味をもたれた時がチャンスです☆

AUTHOR : わかばようちえん

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