日々のことDYAS
四季にっき
SHIKI NIKKI
2013,Oct,11
平成25年10月11日 * process
昨日のブログの通り、グラウンド練習が終了。
そして、長きに亘って取り組んできた運動会の練習も終わり、あとは本番を控えるのみとなりました。
運動会って何のためにするの?
運動会って誰のためにするの?
もちろん、日頃の運動の成果を発表する場であることは紛れもない事実であり、子どもたち、それを優しく見守るお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんたちが子どもたちの可愛いらしさや子どもの成長を感じ取る機会でもあります。
そして、その一日は、楽しく、華やかであり、感動するステージとなります。
ただ、その華やかなステージの影では、この一ヶ月と少しの期間、子どもたちの心の中は大きく揺れ動いたことでしょう。
「あつい」 「しんどい」 「くるしい」といったネガティブな気持ちを何度も経験し、先生や保護者の方のフォローやサポートを得ながら心の中での葛藤を乗り越えてきました。そして毎日指導に当たっている先生たちの熱い気持ちやパワーを受けながら、少しずつ 「いっしょうけんめい」 「くやしい」 「うれしい」 「たのしい」 といったポジティブな気持ちを獲得することができたのではないかと思います。
あくまでも最後は自分の力で。
「たかが幼稚園の運動会。そんな必死にならんでも・・・」
という意見も聞こえてきそうですが、生まれてこの方3年~5年にしてこのような体験をしたことは、自信というものの根っこにもなるだろうし、何よりも先生、たくさんの仲間たちと、その時の感情や空気感を共有できたことは子どもたちの心の奥に深く刻み込まれているんだと思います。
そして、最後の最後にキセキが起こった。
この時、恐らく、子どもたち、先生、お手伝い頂いている役員さん、そこにいた全員の思いが一つになった時間。
子どもたちは、これまで決して無駄では無い、いい時間を過ごしてきたと思います。
日曜日には、子どもたち全ての演技に心から大きな拍手を。