日々のことDYAS
四季にっき
SHIKI NIKKI
2014,Dec,06
平成26年12月5日 * ここがいいねん
冬将軍が威張りだして4日目。
「もうわかった、降参」と言いたいところではありますが、おかげで澄み切った空気と青い空。
今日はこの時期恒例のおもちつき。
登園してきた子がモクモクと湯気のあがるせいろが気になって、気になって。
「ここが いいねん」
りゅうえいくんは、袋に入れたお手紙を大事そうに抱え、先生といっしょに持ってきて、袋の中から手紙を
取り出し手渡してくれました。
見開きになったお手紙には、一生けんめい書いた文字と折り紙。
お母さんと楽しい時間を過ごしながら作ったんでしょう。
そして、袋の中からもう一つ作ったものを取り出しました。
その折り紙には”すみれぐみ”と書いてある。
「うわーすごいなー、これはお部屋にかさるの?」
「・・・」
「違うとこつけようか。どこがいい?」
スタスタと向う先は、せま~い玄関に飾っているクリスマスツリー。
「あ、ここがいいんか」
「うん」
やはり、子どもなりのこだわりがあったようで。
たまに起こる、よくわからない写真。
いつ? どこで?
放課後、クリスマス飾りの手直しをしていると、子どもたちがマットを持って何かを話し合ってると思ったら・・・
年長さん指導によるパラバルーンが始まりました。
これもよく分からない写真ですが、これは月曜日になれば分かる子は分かるかな?
なんか行ったり来たりで何なんだって感じなので、メインに戻ります。
さてさて、前述のとおり今日はおもちつきの日。
そう、年末年始の恒例行事です。
生まれて初めて体験する子が多いであろう年少さん。
炊き上がったお米を見て「ごはんやー!いいにおい!」
そのお米をこねたり、ついたりするうちにどんどん変化してゆく様子に興味津々。
自分でもついてみる。
臼から上がった、ビヨーンと伸びるつきたてのもちが目の前に。
今年は事情あって、ついたおもちを食べることはしませんでした。
なので、今年は味覚ではなく、触覚を体験(しかも食べ物)させるようにしました。
「食べ物を粗末にしたらアカン」という声も聞こえてきそうですが、こういった直接体験を通じ、食べ物
について考えるきっかけなど子どもたちの心にしっかり残ったんじゃないでしょうか。
おもちを食べるとき、思い出すかな?
ギーンと冷え込む夜。
仕事を終えシャッターを閉め、電気を消す。
「ホッとするわ」
りゅうえいくん かわいいお手紙とリースありがとう!