日々のことDYAS
四季にっき
SHIKI NIKKI
2015,Jul,22
平成27年7月22日*雨に始まり 雨に終わる
一学期の終了式に雨?
これもほとんど記憶にない。
一旦消滅し、ゾンビのように復活してきた台風12号は、ジワジワと弧を描きながら日本列島に向
かいつつ、昨日の進路も変わってヘタすると日本列島縦断コースの何かヘンな梅雨明け後。
そして、タイトル通り平成27年度の一学期は”雨に始まり 雨に終わった”一日でした。
なが~いお休みに入る前の、今朝は最後のセミ捕りだったはずなのに・・・笑
ま、そんなことで4月13日の新学期スタート以来、約3カ月半の一学期でしたが、子どもたちは
幼稚園という第2の(いや、第一の)生活の場でさまざまなことを経験しました。
今日の”せんせいdiary”でも倉橋惣三の言葉の紹介がありましたが、今日行った研修内容とたまたま
リンクした「生活を、生活で、生活へ」という言葉。
子どもにとっての「生活」とは、「生命がいきいきしているさま」であり、「子どもが目を輝かせ、
生きることを喜んでいるさま」であるということ。
子どもの笑顔や喜ぶ態度から以外はその内面の度合いは個々によって様々で、大勢の集団の中で一人
ひとりの瞬間瞬間の「心もち」を読み取ってゆくのは本当に大変なことですが、それでも我々は倉橋
の言う「自ら育つものを育たせようとする心、それが育ての心である。世の中こんな楽しい心があろ
うか」ということをいつも想いながら、そして自問自答しながら子どもたちと関わってゆかなければ
なりません。
さて、明日から子どもたちの「生活のステージ」は「夏休み」という子どもたちにとって「ちょっ
とスペシャルなステージ」として一旦ご家庭へと移ります。あそこへ行った、ここへ行った様々な
体験も大変良いと思いますが、この一学期でちょっと成長した子どもたちを見据えながら、日々の
生活の中で「フツーだけど何かちょっとイイ感じ」の瞬間を親子いっしょに感じてください。
そして9月には再び、”いきいきたち”と会える日を楽しみにしています。